2023年度 第一回新入会員研修「JCにおける機会の提供とは」

目次

概要

日時2023年4月18日(火) 19:00〜21:00
場所所沢市子どもと福祉の未来館 多目的室1,2号室
テーマJCにおける機会の提供とは
講師鎌田 長明 先輩

講師紹介

第68代 JCI日本 会頭
鎌田 長明 先輩

JC略歴

2012年

(社)高松青年会議所 入会

2015年

(公社)日本青年会議所 日中関係構築委員会 委員長

2016年

(公社)高松青年会議所 理事長

2017年

国際青年会議所 アジア太平洋開発協議会 議長

(公社)日本青年会議所 総務グループ担当常任理事

2018年

(公社)日本青年会議所 副会頭

2019年

(公社)日本青年会議所 会頭

2020年

(公社)日本青年会議所 直前会頭

(公社)高松青年会議所 会員研修委員会 委員長

JC以外の経歴
  • 鎌長製衡株式会社 代表取締役社長
    • 創業140年の歴史ある会社
  • 株式会社 情報基盤開発 代表取締役
    • 大学在学中に起業
  • 一般社団法人ウスミシュカ 代表理事
    • ウクライナの避難所で子ども達のケア
  • 一般社団法人日本カーボンニュートラル協会 理事
    • カーボンニュートラルアドバイザー制度の創設、2023年環境省認定プログラムへ

JCにおける機会の提供とは

JCには4つの機会がある

JCには次の4つの機会があります。

  • 自己成長の機会
  • 社会貢献の機会
  • 国際の機会
  • ビジネスの機会

世界に広がる青年会議所では特にビジネスの機会は重要視されております。戦後占領下の日本に初めて設立された、東京青年会議所の設立趣意書にもその旨が記載されています。

1949年9月3日
新日本の再建は我々青年の仕事である。 更めて述べる迄もなく今日の日本の実情は極めて苦難に満ちている。この苦難を打開してゆくため採るべき途は、先ず国内経済の充実であり、国際経済との密接なる提携である。

東京青年会議所 設立趣意書より抜粋

機会を掴むためにはどんな行動をすべきか

グループで各々の考えを共有しながら、ワークショップ形式で研修を行いました。質問コーナーでは新入会員より色々な質問をぶつけましたが、鎌田先輩より丁寧に答えていただくという貴重な機会を提供していただきました。

まずあなたのビジネスには何が足りないのかを考える

  • 狭い実績が足りない
    • エリアが狭い
    • 顧客層が狭い
    • 仕入先が狭い
  • 時代遅れ能力が足りない
    • 商品が時代遅れ
    • やり方が時代遅れ
    • 人材が時代遅れ
  • 下手人脈が足りない
    • 売り方が下手
    • 買い方が下手
    • 運営が下手
  • 低付加価値ブランドがない
    • 認められてない
    • 競争相手が欲しい
    • 価値がない

JCの機会では、ブランドを中心にすべて得られます!

機会を掴むにはどうすれば良いか

機会を掴むのに必要なことはエネルギーです。そしてそのエネルギーは動機から来ます。動機とは次の3つから生まれます。

    • 自己実現の夢
    • 他己実現の夢
    • 承認の夢
    • 富の夢
  • 情熱
    • 自分への怒り
    • 他社・社会への怒り
    • 持続的な感動
  • 使命
    • 個人的使命
    • 社会的使命
    • 宗教的使命

私達はこれらの動機から、エネルギーを生み出し、機会を掴んでいきます。ではどのような機会を掴みたいのかについて考えていきましょう。

  • 能力
    • マネジメント能力
    • 管理能力
    • 対人能力
    • 読書IT能力
    • 新しい知識
  • 人脈
    • 距離を超えた人脈
    • 年代を超えた人脈
    • 集団を超えた人脈
  • 実績
    • 一部の人の考え方を変える実績 = 人材育成
    • 多くの人の考え方を変える実績 = まちづくり
    • 変化を定着させる実績 = 組織運営の実績

参加者の言葉

自分を振り返るとても良い機会となりました。同様な機会が望ましいです。

事業に参加しないメンバーや情報を得ようとしないメンバーへの落とし込み方についてもっとお伺いしたいです。

自身にとっての未知の知識と経験についてもっと知りたいと思った

鎌田先輩の貴重なお話を聞けて、今後のJC活動にもっと向き合っていこうと感じました。

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