開催概要
| 日時 | 2026年3月26日(木) 18:00〜21:00 |
| 場所 | 株式会社カンエツ |
3月例会では、「防災から育む、挑戦する力」をテーマに開催いたしました。
現代社会では正解や効率が容易に得られる一方で、子どもが自ら考え試行錯誤する「挑戦の機会」が減少しています。本例会では、子どもたちがチャレンジ精神を育む手法として「防災」をテーマに、正解のない災害状況を疑似体験することで、主体性や判断力を養うために、我々メンバーが大人としてどのようにあるべきか、また子どもたちとどのように関わるべきかについて学ぶことを目的として、講師をお招きしご講演をいただきました。
実施内容
「防災から育む、挑戦する力」と題し、株式会社Lave代表取締役であり、元千葉市消防局のレスキュー隊として国際消防救助隊等において8年間にわたり災害対応の最前線で活躍された鈴木 亮氏を講師としてお招きし、ご講演をいただきました。

なぜ今、「防災教育が必要なのか」について、東日本大震災当時の事例をもとにご説明いただきました。同じ地域で同様の津波被害に遭いながらも、多くの犠牲者を出した学校と、多くの命を守ることができた学校が存在した背景について、比較事例を通じて提示いただき、その違いについて理解を深めました。
また、なぜこのような違いが生まれたのかについて、釜石東中学校の事例をもとにご説明いただき、生徒が教職員の指示を待たず主体的に避難を開始し、さらに指定避難所の危険を察知して高台への二次避難を行うなど、マニュアルにとらわれない判断と行動が津波到達直前の避難成功につながったこと、そしてその姿が「自分は大丈夫」という大人の思い込みを打ち破り、地域全体の避難行動を促した点について学びました。
最後に72時間災害シミュレーションを用いた子どもの主体性育成ワークを実施し、災害発生後72時間を想定して時間経過ごとに状況を付与する中で、各場面において子どもがどのような判断・行動を取るか、またそれに対して大人がどのように関わるべきかについて、質疑応答を通じてメンバーに体験していただきました。




参加したメンバーは、子どもの主体的判断力の育成の重要性や、大人の過干渉・指示待ちを防ぐ関わり方について理解を深めるとともに、釜石の実例に通じる「判断の連鎖」を体感的に学ぶことができ、大変有意義な時間となりました。

正会員認承証伝達式
正会員として入会された早川 龍ノ介君、平田 裕暉君、隈本 優希君、村上 建一君の正会員認承証伝達式を執り行いました。 新たな仲間を迎え、組織としてさらなる前進を誓う場となりました。


青少年育成委員会
委員長
正田 典子 君
例会にご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
本例会では、防災をテーマに青少年育成について考える事業を実施いたしました。防災の視点から青少年にどのような関わりができるかを考える、有意義な時間となりました。
また、仲間と共に考え、学びを深める中で、今後の活動につながる気づきや意識の共有ができたと感じております。
準備から当日の運営まで、多くのメンバーの皆様にご協力いただき、無事に終えることができましたこと、心より感謝申し上げます。

